TOP-image
2017.08.02

謎の研究所 - Kウイルスから逃げろ!僕たちの生き残り大作戦

謎の研究所

廃墟の情報

謎の研究所
廃墟研究所
場所 ー
建築 ー
廃墟化 ー

謎の研究所

 -20xx年、北の国より生物兵器を打ち込まれ日本の主要都市は壊滅状態。日本全土でウイルスに感染した人間は数千万人に達したと報じられた。

 世界では第三次世界大戦が勃発しているが、すでに大量の感染者がいる日本は世界から孤立している状態。残された生存者は感染者に怯える生活を送っている。

 なんとか都市部から逃げた我々は、生物兵器のワクチンが開発されていると噂されているS社にやってきた。

 tamura「ここがS社か…ここも人は避難したあとみたいですね」

 権田「そうみたいだね…、まだワクチンはあるかもしれない、中に入ってみよう」

 tamura「遠くに感染者の声が聞こえます。外は危険です、急ぎましょう。」

 tamuraと権田、そしてはそれぞれ京都と静岡に暮らしていたが、今回の事件によって日本の裏側に逃げ出してきた生存者である。

 正面玄関は固く閉ざされていた為、裏口のドアから侵入した。

 tamura「誰か居ませんかー?」

 内部はシンと静まっており、人の気配は感じられない。

 権田「シー!声は出さない方がいい、外に居た感染者に気づかれて入ってこられたらヤバイぞ!」

 tamura「それにしてもこの臭い…ひどい薬品臭ですね…鼻が曲がりそう…」

 床には液体がぶちまけられており、それがひどい薬品の強烈な臭いを発している。

 権田「事務所でワクチンに関する書物を探そう、何か手がかりがあるかもしれない」

 我々は事務所に散らばる無数の書類からワクチンに関するデータを探し始めた。

 tamura「権田さん、こんなものが。」

 tamuraが見つけたのS社のロゴが入ったウイルス検査の記録。

 権田「なんだこれは…K…ウイルス?」

 北の国から打ち込まれた細菌兵器にはK(キム)- ウイルスと呼ばれる強い感染力を持つウイルスが含まれていた事が描かれていた。

 K - ウイルスは空気感染、経口感染、血液感染等ありとあらゆる経路で感染する強力なもので、感染すると発熱や意識の低下といった症状が現れ、その後脳を大きく破壊し本能的行動をとるようになる。

 権田「将軍の顔写真か…そんなものないぞ」

 tamura「どういう事ですか?」

 権田「感染者は完全に意識が無くなって本能的な行動をとるようになるが、薬には将軍への忠誠心が組み込まれていて、顔写真を見せると近寄ってこないらしい。」

 tamura「え、アホなんですか?」

 ドン、ガン、ア゛ア゛…

 tamura「うわぁっ!」

 tamuraは後ろに倒れた。A冷凍室と書かれた頑丈な大きな扉から感染者の声が聞こえてくる。外に居る我々の音に気づいたようだ。

 権田「どうやらこの中に感染者を閉じ込めて、生存者はこの建物から逃げたようだな。」

 tamura「まさかまだ感染者がこの建物にいるとは…いそいでワクチンを探してここから出ましょう!」

 権田「ここでウイルス実験の為に多くの人が犠牲になったそうだね」

 tamura「この手術室ならワクチンがあるかもしれないですね!」

 周辺にある薬を手当たり次第さがしてみる。口に巻いていたタオルも次第に周囲の薬品の臭いが染み付いてきて我々の気力を奪った。

 権田「クソッ、ロキ○ニンしかねぇぞ!」

 tamura「まって下さい、そのロキ○ニン、Kって書いてます」

 権田「Aじゃないのか、もしかしたらこれがワクチンなのかもしれない。俺が…飲んでみる。」

 tamura「まって下さい、そんな得体の知れないもの危険です!もう少し調べてみましょうよ」

 権田「このままどうしろって言うんだ!もう感染者は近くまできてるんだ。このまま外へ出たって希望はない、これを飲むしかないんだ。」

 そういうとカバンから水を取り出しロキ○ニンKという得体の知れない錠剤を口に含んでゴクリと飲んでしまった。

 一瞬静まり返る我々、ヒグラシの鳴き声に混じって、かすかに感染者のドアを叩く音が聞こえてくる。

 権田「頭痛が治った…」

 tamura「ただの痛み止めですよ。ヒヤヒヤさせないで下さいっ!」

 tamura「権田さん、研究室です!ここならワクチンがあるかもしれない!」

 ⚫⚫「ヴァア゛…」

 扉を開けた瞬間、部屋にいた感染者がtamuraを見つけ襲ってきた。

 tamura「うわぁ!!!」

 権田「しゃがんで!」

 ドッキュ~~~ン!(笑)権田は持っていたピストルで感染者の脳を撃つと、ドサッと倒れ動かなくなった。

 権田「まだ居たのか…」

 tamura「ハァハァハァ…」

 権田「しっかりしろ!大丈夫か!」

 私は小さく頷いた。感染者がすぐ目の前まで迫ってきた恐怖は尋常ではない。父も母も弟も…こいつらに殺されたんだ。

 薄暗い研究室の中は数多くの薬品が残っていた。我々の前にも薬を求めてやってきた人がいたのか室内は散らかっている。

 背後を細かく確認しながら必死に抗体を探す。いつ見つかるかもしれない恐怖に襲われながら。

 権田「ここは無いみたいだな」

 tamura「僕らの前に入ってきた奴らが全て持っていったんでしょうか」

 権田「わからん…他をあたってみよう」

 廊下を置くまで進み実験室にさしかかると、室内からドンッ!という音が聞こえてきた。

 tamura「感染者だ…」

 権田「実験に利用され、失敗した人だよ。」

 頭はもう半分以上ない。頭突きをしては倒れ、また立ち上がって頭突きを繰り返す。壁は壊れる気配が無いが感染者の血で真っ赤に染まっている。

 権田「建物はだいぶ回ったと思うが…」

 tamura「たしか外から見たら4階建てだったはずです。まだ4階は行ってませんよ。」

 二人は最上階へ上がる階段を探し始めた。

 権田「あまり長居はできなさそうだな」

 tamura「空気感染は感染力が弱いはず。口などに手をつけなければ大丈夫です。外に出たら体を洗いましょう。」

 自信がある訳ではないが、自分に言い聞かせる為に力強くそう言った。早く探して逃げなければ。この研究所内は安全ではない事はもうわかっているのだから。

 最上階はただの倉庫だった。

 tamura「ここにはもう無いのかもしれない…クソッ」

 権田「もう無理だ。危険かもしれないが抗体がなくても港から船を出せば海外に逃げれるだろう」

 tamura「港までの道でもし感染者に襲われたら終わりです…」

 港があるような町はすでに多くの感染者が徘徊しており、とても抗体なしで近づける状況ではない。とは言えこのまま日本で隠れながら生き延びてもいつ襲ってくるか分からない感染者に怯えながらという危険な生活になる。

 権田「まだ感染者の少ない町はあるはずだ。そこへ行ってバリケードを立てて将軍の写真を沢山張っておけばしばらくは安全に暮らせるだろう。ここを出よう。」

 このS社へ来れば抗体があるという話を聞きつけ、何百Kmも山を越えてやってきたのに。二人は大きく落ち込んだ。

 tamura「権田さん、見てください!これだ!"K - Virus Antibody Drug" 抗体薬です!」

 ふと大きなチェストを開けると、そこにはKウイルスの抗体が入っていた。抗体を打ち込めば、感染者に食べ殺されない限りは生きる事が出来、感染しても症状は発症しない。国外に逃げれば助かるっ!

 tamura「権田さん、注射器を探しましょう!…えっ!?」

 振り返ると権田はうずくまっていた。苦しそうに顔をあげると目が極度に充血し左右で全く違う方向を向いている。ここまでの長旅とストレスで疲れているのだろうか…。嘘だ…。権田さんは違う!大丈夫だ!

 権田「ハァハァ…、苦しい助けてくれ」

 tamura「す、少し休んだら良くなりますよ、すぐに抗体を打って海外に逃げましょう!」

 権田「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」

 これは…Kウイルスに感染した症状。どこで…

 tamura「ロキ○ニン…K…。」

 あれは失敗薬だったのか…!発症後に助かった人はいない…今のうちに撃てば…ダメだ…たとえ感染しても親友だった彼を撃つことは出来ない。ごめん権田さん、俺は逃げる…逃げないと…あんたに殺されてしまう!!

 ブチッ!!!

 逃げようとした瞬間、豹変した権田はすかさず腕を掴み、tamuraの左肩の肉を食いちぎった。血液からのウイルスに感染は一瞬だ。症状は早かった。

 tamura「ア゛ア゛…」

 二人にもう意識はない。生存者の肉を求めさまよい歩く。ヒグラシの鳴くある夏の話だった。

感想・まとめ

 しょうもない記事呼んでくれてありがとう笑 ここはバイオハザード研究所といわれている廃墟です。

 実際にはウイルスとかは関係なく動物の血液検査を行っていた会社です。承認されていない犬用血液型判定薬を許可なく販売したとして運営者が逮捕され倒産、その後廃墟となりました。

 内部は薬品の臭いが強すぎて、非常に危険です。マスクなどでは到底臭いを防ぎきれず探索後は数時間衣服に臭いが染み付いていました。

 思っていたより中が綺麗で、新しい建物の廃墟はあまり好きではない上に、激臭で酷く具合悪くなったので二度と行きたくない廃墟No.1となりました。

 ナゼこんな記事になったんでしょう、まぁお酒を飲んでたからです(@v@)ウイイッ…ヒック。こんな廃墟の記事なんて誰も読まないだろうと思って遊びました。ヘテロペ☆(・ω<)…

廃墟レポート 一覧 摩耶観光ホテル 奈良ドリームランド 化女沼レジャーランド 軍艦島 Z医院 洲原村診療所 旧和賀川水力発電所 S醫院 池島 松尾鉱山 犬島精錬所跡 日光ウェスタン村 白亜の廃校 恵那峡ロープウェイ 黒谷自然公園 本覚寺(詐欺寺) 謎の研究所 廃恵比寿神社 O工業 ホテルマドンナ 大久野島発電所跡 せせらぎ遊園 湖上の発電所 笹間渡発電所 笠置観光ホテル 峰之沢鉱山 黒潮荘 岩風呂旅館 結婚式場 丹波本○ 一龍旅館 城山ホテル 大川グランドホテル 鱒池亭 ホテルセリーヌ 鬼怒川温泉の廃墟群 持越鉱山 春日鉱山 美束抗 土倉鉱山 杵島炭鉱第四坑通風坑 立川炭鉱跡 大阪セメント伊吹工場 百井分校 旧木沢小学校 御山里小学校 旧池原小学校 旧坂本小学校 旧丹生小学校 旧大瀬小学校 舞鶴旧海軍第三火薬廠 虎杖小学校 袖志分校 東ノ川小中学校 東濃朝鮮初中級学校 K自動車教習所 愛宕山鉄道 旧東青山駅 大井川本線廃引込線 多賀SLパーク跡 赤沢八幡野連絡橋 旧東青山変電所 旧志津川発電所 アクアパーク東山 明野劇場 名古屋港イタリア村 サニーランド蛇の島跡 イーゴス108 善光寺 友ヶ島 片島魚雷発射試験場跡 佐世保要塞 ぜんまい茶屋 近江の子豚市場 大見・尾越集落 廃村八丁 稲取隔離病棟 武智丸 赤別荘 魔女の館 森の洋館 廃校Cafe「ねこぱん」
廃墟トップに戻る






古都コトきょーと